art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

1年3ヶ月ぶりのシンデレラ

rubenjuri2009-05-09


朝一、アパレル店舗は閑古鳥。
そんな時は、昔とった篠塚もとい衣笠もとい杵柄。ベッタベタなjuriです、こんにちは。


去年の2月まで居た宝塚○急○コレクション内の店舗は、フロアが大理石調だったので、暇に任せて、毎日毎日day after day....床を磨いておりました。
手首が腱鞘炎になったものです。そう、床に手をつく側の、左が。
そしてその店舗は、何故か有線などのBGMがなかったので、床を磨きながら妄想ブルース。
この店舗ではまさかの最年少だったので、いつも大先輩の皆さんに「シンデレラか!!私たちは意地悪な姉か!!」と、ツッコまれたものです。



で、気になっていたフロアの部分的な床磨き。
汚れた部分に洗剤が浸透していく様子を凝視しながら、そして徐に磨き始めながら、あの頃の自分を探します。
「ブルースを感じていた。もう、あの頃の自分は見つからない。」
んー。とてもきれいになりましたん。



アパレルがハネたら、一旦、帰宅。お米を炊いてセガレに夕飯の段取りメモを書き残してキーラーゴへ出勤。
A子さんがリハしている最中、歌姫yokoさんが、お客様として、来店。師匠であるA子さんのライヴとあって、満面の笑みでの登場です。
6日のyokoさんのライヴ終演後に、yokoさんがドレスにロングJKT羽織った時、おもマスターが「なんか変わったのん羽織っとるなぁ」とJKTの肩口をつまんだので、私が「イッセー・ミヤケでしょ?その肩口のラインを出すのは、イッセー・ミヤケなんですよ。」
と言ったら、yokoさんが「すごい!さすが伊達じゃないわね!」と、言い、周りの方々に私が20年間アパレル界に居るとプレゼンしてくださいましたが、今日もです。
「あら!?それ!yokoさん。エド・ハーディじゃないですかぁ?」
「ん?」
パーカーを脱いで背ネームを確認するyokoさん。そして、ハッとした顔をして私を見る。
「やっぱり?」
私はそう言って、羨望の眼差し。
「アンタすごいわね。一瞬でわかったのね。」
お客様のご来店は、まず、左肩口しかわからない。でも見きれてすぐわかったのです。
生地の風合い(パッと見)・プリントのタッチや線の細さとかでわかったのではありますが、大大大スキで、でも高くて手が出ないから、一層脳裏にインプットされておるのだと思われます。
あーーー。またyokoさん、本業の同時通訳で世界中を飛び回り、本場メリケンで安〜く買ってきたんだろうなぁ。
「これさぁ、ブランドは知らないんだけどさぁ、アメリカのコストコでメーッチャ安かったのよぉ。」
わお。超大型量販店でかー。ウォルマートとか、コストコとか、日本のそれとは明らかに違う流通にアッパレじゃわい。そ。日本のは、ありゃ、ディスカウントっちゅー意味、はき違えてますからね。
それにしても、いーなー、yokoさん。スペシャルな仕事してると、こういう特典もあるのですねー。
「アンタすごいよ。また、そういうの、見つけたら、買ってきてあげちゃう。」
きゃっほーーーーい♪