私の作り方は、周りと少し違うようです。「楽器は?」と、よく訊かれます。はじめは意味が分かりませんでした。
とても独りよがりです。だから、バンドで作るということもわかりません。
作詞と作曲を机上でし、イメージをTakashi氏に伝え、アカペラ・レコーディングで歌ありきのデモを作り、あとは、編曲のTakashi氏に委ねてきました。
映画と同じで、全ての分野で、出来る事を全て絞り出してから託し、リンクやシンクロを喜んだり、意外性を味わったり。ポスターもその内のひとつです。
TheRedKingからの作詞の依頼を受けた時は、曲の事は一切考えず、作って渡しました。それから、Takashi氏がその歌詞に曲をつけました。
レッキンに出会って、バンド感に激しく強く憧れたけれど、それでバンドを組んだけれど、バンド感という作り方に向いていないと思い始めています。や、一曲もバンドでは作ってないのですが。ピンとこないので。
私は、机上で、頭で、紙と鉛筆で、作っていこうと思います。
変でしょうけれど、それが自分だと思います。
嘉事先生に「固い」と言われるような気もしますが、それしかやった事ないし、わかんない。
バンドでコードに合わせて作って、自分が出せる気もしない。
やりもしないでって、嘉事先生に叱られるかもしれない。でも、強い言葉を、コードに流されるのじゃなく、自分の音階で綴りたい。
そうしてきました。
「じゃあなんで、ずっとずっと待ってたのに、出来なかったんだ!」って、メンバーに言われるだろう。
それは、嘉事を超える存在に遭遇したからかもしれません。
だから、もう、出来ないのかもしれません。
でも、
だからといって、
作り方を変えたくないのです。
それは、甘えです。
私は何を表現したいのか。
自己を、表現したいのじゃないのか。
所詮、ピンなのでしょう。
「ミャンチャンは難しい」って、幼い頃からママに言われてきた意味が、わかりかけてきましたよ。
気分は『Something Dancing』....。
画像は、オムライスではNo.1、郷の音ホールのカフェのオムです。