art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

ヤ・ク・ト・ク

rubenjuri2006-07-29

 MCの現場に行ったら、うめ氏と遭遇。
 何も知らされずに現場入りしたら、結構なゆるさの祭典でした。
 MCっていうより場内アナウンスって感じの、ただひとりゆるい私に対し、炎天下で奔走するうめちゃんをはじめとするスタッフの皆々様。
 それなのに、
 「喋りながらは食べられないとは思うんだけど、焼き鳥どう?」
 と、差し入れてくださる地元FM社長。
 「ん?喋りながら食べますよ、全然。いただきまーす!」
 そんなの、影アナの仕事の時はいつもやってます。
 しばらくして、カンカンに冷えたスイカを差し入れていただいて頬張っていたら、
 「そんなのどうしたの!?」
 と、地元FM社長。
 出店でも扱っていないものを、ひとりで貪り食っているものですから。
 「ん?凧作り教室の先生に、いただきました。」
 やがて足早に通り過ぎるうめちゃんが、
 「また食ってんのかよ!!!」と、叫んでスルー。
 スンマソン。
 下の方まで甘かった☆
 隣のブースの医務係の先生が、徐に、
 「よく食べるわねー。甘いもの、摂り過ぎじゃない?まぁ、食べられるって事は、健康って事でしょうけれど。」
 と、見かねたのか、静かにツッコんだ。


 凧作り教室の先生は、連凧もくださった。飛ばし方もレクチャーいただき、食いながらどころか、凧飛ばしながらマイク持つ事に。
 画像が、飛ばしながら撮った連凧三兄弟。
 末っ子は、なかなかのじゃじゃ馬。それだけに、可愛い。
 「暴れる系が好きって事は、凧好きの要素を持ってるよ。」
 教室の先生に言われる。
 生まれて初めて凧上げやって、三兄弟がオーバーラップして、軽く感動して、目頭が熱くなるも、我慢。
 O議員夫人がつかつかと寄って来て、
 「アナタの言う事きく凧って、なかなかのいい子やないのー。」
 と。
 「なんてこと言うんですか!!」
 「アナタ、息子にもこんな思い出、作ってやってるの?もうギリギリよ。一緒にこの凧、飛ばしなさい。」
 ふぁーい。
 凧をナイナイして、うめテントのスーパーボールすくいにトライ。
 「言っとくけど、出来るで。」
 人の良さそうなドクロのスーパーボールを息子のとオソロでget☆
 そして最後は地元FM社長からの差し入れ第二弾、かき氷で〆ます。
 何か、ごちそさまな、スマソな、ゆるさ加減でした。


 アップして、マイミクのよしかわさんの母上の個展へ。
 楽しみにしていたのでした。
 間に合ってよかった。
 白磁の話はお勉強になりました。
 白って、照明や採光で、印象がガラリと変わりますね。
 そして、夏の器って感じ。
 そう、白の上に乗った藍のすゞやかな事。
 「シフォンケーキのよう。」
 「まぁ、そう?」
 デリケートな作品の数々でしたが、
 「本当は結構強いのよ、磁器って。」
 そっか、そうですよね。すごいな、表現って。
 けやきさんという箱は、不思議な素敵な空間だと、いつも、いつも、思う。


 夜。
 「オラの予想的中。」
 息子が自分の部屋から手招きして言った。
 「電気消してみ。」
 消すと・・・。
 ドクロのスーパーボールが、蛍光に光って、跳ね回る。
 「わー!!蛍光やったん!?」
 そして、“彼の白”の紫蛍光JKTの横に並べる。
 「わー!!かーさんも自分の部屋で遊ぶわー。じゃーっ。」
 それぞれの部屋に、人の良さそうなドクロが、今宵、光っている。