パパ以外で関学の美学科だった人に初めて会った。
インタビューしない手は無かった。
あちらも驚いて熱心にインタビューしてこられる。
「父は法政大学在学中に、この度関学に美学科が創設されて張先生が赴任されると知り、編入したと聞いています。」
でも、それしか聞いていないから、それ以外は言えない。
兄は、父亡き後、「美を学ぶなんて曖昧な奴なんだよ」と言った。
自分に照らして、納得した。
「キミは何も知らないの？お父さんが美学科で何を学んだのか。」
「美術だと思っていますが。」
「張先生のところに来たのなら、キミ、音楽だよ！！」
語気を強められた。
えっ！
そこからは、張先生のことを詳しく教えていただいた。
ご子息のことも、お家柄のことも。
別の大学からわざわざ音楽を学びに特定の先生を慕って？
己のart-P菌は、パパを探している。
たばこの匂いや体型と局部の形状そして追求する学問或は愛。
パパはママを獲得したかった。
他の女とは3回寝たがママを獲得したいから捨てた。
ウソだ。
本当なのか。
本当かもしれない。
引き出しを開けたら出て来る。
きっと
「眠りの海に就く前にDNAに訊いてみてもいいですか。」
珠里
今日の2度目の賄いは、チーズケーキとココア。
久しぶりで美味しかったです。
