祖母から直々に名指しで譲り受けたブレスレットは、代々子孫に伝わってきたもの。
純金。
ママには内緒だけど、それを伊丹で落として1ヶ月です。
で。
いや、全然関係ないけど、関係ないから出来る事なんだけど、セガレと一緒に画像のブレスレット買いまして。
関係ないけど。
ええ。ええ。
写メってりゃ良かったなぁ、せめて。
絶対また手に着けたい。
ふと、思い出しては、
泣きそうです。
セガレは結婚なんかせんよとチビチビの頃から今日まで言っておりますが、代々譲り伝えていきたいとか、そういうことじゃなく、私はあのブレスレットが本当に好きでしたので、なんなら腕に着けてもらって葬っていただいてもいいくらいの感じなのです。
ママがパパに大島紬を持たせていかせたように。
「ねぇ、アンタたち・・・。この大島、パパに持たせてもいいかね。良い品物だけどね。」
「いい、いい、いいに決まっちょー。」
きょうだい3人、間髪入れずに承諾したんだけども。
焦点絞ってみるか。
と。
なかなか難しいことだったけれど。
