画像の件
2011年製
メーカー:風とウクレレ
機種:Taku custom
color:生クリーム&チョコ
ボディ:抹茶ケーキ
ここんちのパティシエが最高傑作を。
泣きそう。
や、旨そう。
最近わかったから、いつも考える事があります。
「仲良しの秘訣は、どんなに激しい喧嘩をしても、翌朝には笑顔でおはようって言う決まりにしていることです。」
そういうのはあり得ないとちびちびの頃から思っていました。そんなことしたらストレスが蓄積されていくだけじゃないか!と。驚く事にそして恥ずかしいことに、ここ数年前までそう思い込んでいました。
本当の伴侶とならば、決まりなど作らなくても、次に声を聞いただけで、顔を見ただけで、リセットされてしまうのでしょう。そんな番いが暮らせば、もちろん目覚めは何事もなかったかのような、「おはようございます。」なのでしょう。
鍼の先生と、最後の晩餐の献立を言い合っていたら、「お腹減った。アイツ、夕飯作ってくれてんのかな。」って、先生が言い出しました。
「喧嘩してるんですか?」
「ええ。意味わからんのですよ。9年ですよ、9年も前の事を蒸返してきたんですよ。」
「年数なんて関係ないですよ。時効とか、女にはないですよ。」
「ゴルフバッグ買ったとか、そんなのですよ。」
「表面だけでモノを考えないであげてください。背景があります。引き金になって開いた引き出しなのです。よっぽどのことです。」
そしたら、他の患者さんも、夫婦喧嘩の詳細を述べ出しました。
「親にチクったとか、そんなことはしないよ。話の流れでだったんだ。」
蘇る。
何故アナタはこのタイミングでわざわざちゃーちゃんに世間話風にさりげなくその件を言うの?たとえちゃーちゃんがそんな事を気にしないしそんな私を尊重してくれている人格者だとしても、よ。
許せない。
他の患者さんには、反論はしませんでした。その方との親睦は深まってはいないから。
「先生。でもね。作ってくださっていますよ。それとこれとは違うでしょ。今の怒りじゃないから。昔の残念な悲しみですからね。」
それが、伴侶。
愛し合うふたりが一緒に居るって、そういうことなのでしょうから。