art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

十月十日

rubenjuri2011-10-10

十日ほど経ちました。
佳いおはなしにはなっていますでしょうか。


いつもの静かな食卓で。
「かさぶたの本、おもしろかったな。」
「うん。」
「3回くらい借りたな。」
「内容は憶えてないけど。」
「かーさんも。でも、とにかくおもしろかった。」


いつものぼそぼそと会話する食卓がとっても幸せな、juriです、こんばんは。
年末年始と夏の帰省。
夏は、ふたりが大好きな月照寺島根県立図書館に行くのが恒例で、画像の“かさぶたの本”を借りては、ちびちびセガレと読み続けていました。
バタデン(一畑電鉄)に乗り、月照寺まで歩き、そして県図書まで歩き、最終的にママの店をゴールに夏の日々を過ごしていました。
今のセガレの年の頃、県図書に通い、勉強もしないで、高校が別々になった幼なじみたちといろいろな話をしました。


故郷のすべてに護られていました。
夕日に。
湖に。
ママが編んだ夏ニットは素肌に気持ちよく、夕焼けを浴びながらロン毛をかきあげて深呼吸をした瞬間を、後にカメラマンになった同級生のキンパチに撮られました。
楽しかったのでしょうね。
幸せだったのだと思います。
あの写真どこ行ったかな。


今日は、常連様のお嬢様が島大生だと知りましたので、「私は松江出身です。」と申し上げ、そろそろ蒸し寿司の季節だからと、おすすめのお寿司屋さんをご紹介しました。堀川巡りの船着き場のほとりにあるお寿司屋さんです。
あー。
蒸し寿司が食べたいなぁ。
里帰り分娩の日々は、日替わりで市内の様々なお寿司屋さんのそれをMAMIにケータリングしてもらって食べていたなぁ。
幸せだったと思います。



全国の神々のみなさま。
佳いおはなしをすすめられますように。
本日も感謝申し上げます。


ありがとうございます。