art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

食卓中央の図

rubenjuri2015-11-05

1日に松江駅前でバスを降りたその足で蒸し寿司を食べに行き、そして、そのまま、昔ながらの情緒がそのまま残る大橋川沿いにあるobjectsさんに。
レガッタをやっているところを横目に、水鳥のみなさんを撮影しながら、「今日はこの城下町の半径1キロくらいのところを恭司さんとニアミスしながら散策してるなぁ。」なんて想像しながら。
お目当ての前野直史作品は待っててくれました。
でも1枚。
在庫は2枚なかった。意味がありそう。
とりあえず、松江は三英堂の季節の上生菓子を並べて食べました。
作家仲間のotto氏にまずはおひとつオススメし。

大学の同級生、前野くんの作品は、先日の阪急梅田本店の個展では私を呼ばなかった。きっと、いつか、機が熟せば「juri、連れて帰って。」って呼んでくれるだろうって思いました。
まさか。
まさか故郷で待っててくれてたなんて。
ottoさんは、
「芸大とか美大とか行かなきゃ陶芸家になれないなんてことはないよ。むしろ、哲学や倫理学を学ぶから、表現ができる。吉川さん(作家仲間の陶芸の吉川周而氏)も呟いてたよ、哲学なんかを勉強しないとこれからは作品は作れないんじゃないかなって。」
和菓子を食べながら、otto氏に「大学の同級生がふたりも陶芸家になったんです。一緒に哲学を勉強してたのに。」って言った時です。
前野くんも清水くんも飄々とした中で内なる魂を投影することを選んだのだなぁ。


あ。
ottoさんが帰ってから。
今宵の夕餉は、セガレとふたりで1尾のサンマをこのお皿で。
少し斜めに寝かせて、対角線上に半分このすだちを置いて。
つつきました。
至福。
こういうことか。
在庫が1個の意味。


ありがとうございます。