art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

いつの間にか10コも追い抜いた3コ下

rubenjuri2010-08-20

当事者たちだけの駆け引きの為に
他の全てに嘘をつくことだってありましょう。
レンズを通して
人々はその嘘を元にイメージで組み立てる。
ブラウン管は深く語る、嘘も、本当も。
あの頃、’80年代、マスコミに踊らされ、それを利用すら出来なかったふたりに、今、また、涙を流しました。
全部、逆だったとしても、泣いていたのは若い日の彼女。
どちらだって、一緒なのです。
そして今日のアイデンティティが。


このジャケ画像の彼女だって、地味でストイックなB面だろうし。
「地味だよなぁ。」なんて、たったひとりのひとにバレたりね。


「juriさんが満点を出す男子の見かけって、どんなの?」
メンズのフェミニン系ジレを褒めちぎった後、ナツが訊いた。
「ゴーグルよりデッカいグラサンを顔の面積いっぱいにかけてる系。」
「例えば誰?」
フィンガー5のアキラだなんて言ったって、知らないだろう?
「hideちゃん。」
次点だけど。
たまに今でも、絶対サロン・スタッフだしっ!って一目瞭然な男子が歩いている。歩き方で天と地ほども印象が違う。
上級はとても難しく、闊歩では駄目。ただ、無機質に歩く。足を運ぶ。 
俺ってカッケーだろなんてアピリを匂わせたら、台無しで、淡々と、なんならお爺ちゃんの風貌で。
んでね、hideちゃんも、ナツはそんなに知らない感じでした。
ほーら、こんなことになるだろ?ナツ。


かく言うjuriめは、おもマスター兄のラボに呼び出し食らい。
表現者は歯が命てなこと、懇々と。
「戻んないと。マスターに怒られるわ。」
「言う事をきけ。」
「はい。この歳になりゃ、こういう事で怒ってくれる人も居ないですし。ききます。きくつもりです。」
手鏡を持たされ、一個一個の歯をフィーチャー。
「ふーん。ふーん。」の、嵐。
「わかったか?」
「う、うーん。わかんなくても、言う事、ききます。」
で、無罪放免。
有り難いです。
ありがとうございます。