art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

たくさんの「だんだん」

rubenjuri2008-10-04

 『だんだん』に間に合うように起きて、観ながら身支度をして、下ごしらえした大荷物を抱えて、元家に。
 いつも思うけれど、移動が、とても辛いです。でも、頑張ります。


 第一回目からの一週間分が始まる時間ギリギリに元家に着き、食事の準備をしながら、今日までのオンエア分は全部観ました。
 竹内まりやの主題歌、ヤバイです。
 今の私には、泣けてしかたありません。
 「どうしたって引き合う魂って、あると思います。」
 そんな台詞も、今の私には、キツイものです。
 私って、神々の郷に育ったのだなーって、痛感します。
 

 奇しくも、嫁が島の伝説を綴った歌詞でコーラスのオリジナルを作ろうとしていて(や、ずっと放ったらかしですが)、これは、毎回は無理にしても、観られる時は、観ようと思いました。
 ついでに、新居では観られない『俳句王国』も、ひっっっっっさしぶりに観ました。
 静かなブランチでした(画像)。



 セガレがお昼に塾に出かけたので、片付けをして帰ろうと思ったら、元義父が来ました。
 話があるようなので、座って聞きました。
 実に、2時間以上に及びました。
 セガレの事、元ダンの事、ご自身の事、リアルタイムな繊維業界の事。
 私は、頷いているばかりでした。
 最後に訊きました。
 元義母の足の具合。
 大丈夫そうでした。
 それぞれが、前向きに歩き出しています。
 おとうさんが言いたかった事は、これからの5ヶ月間の事。
 セガレの男女交際について。
 商売のはたけで戦ってきた目線からの、貴重なお話でした。
 店舗の現場の状況についても、少し交換しました。
 中国生産に於ける労働賃金の見直しについても、質問してみました。
 「それじゃなきゃ、食品業界と同様に、日本にそのまま還って来ると思うんです。目を覚まさないといけないのは、私たちでしょう?」
 アパレルも、それをわかりかけているって、動き出しているって、おとうさんは言ってくれました。
 まだまだ、見えない問題が山積してはいるのでしょうけれど。


 元義父が帰ってからも、流通のシステム(特に消費者)の歪みについて、考えました。
 金の使い方がおかしーんだよ!って、忌々しい(マダム風言い回し)思いにかられ、考えるのを断念しました。ダサ。
 セガレが出かけた時は、8時間以上も元家で待てないから帰ろうと思っていたけれど、気づけば夕方になっていて、もう、このまま、夕飯も一緒に食べようと思いました。
 数日間泣きッパですが、まだ、涙は止まりません。
 セガレから言付かったお礼の言葉も、伝える術を見つけられません。
 まだ、4時間くらい、ひとりで考えられる時間があります。
 泣きながら、眠ってしまっていました。
 私があの時Bに言い放ったように、誰か、私に、言ってください。
 「そうか。オマエが決めた事なら、正しいのだ。」
 と。