art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

去年の今日はIKEAと県美でした。

rubenjuri2010-01-17

おもマスターに車を借りて、一路、西脇市へ。
自分で運転して行くのは、実に、8年ぶりか。
それも、いつも高速を通って行っていたので、下道を行くという意味では、初です。
迷いまくりで間違えまくりで、とても大変でした。
姫路方面に連れてってもらう時に、いつも通る、見覚えのある、とてもお馴染みの道ですが、自分で運転するとなると、大変です。
でも、間違えても間違えても、間違えたなりに見覚えがあるので、セガレに、「ここのローソンにまず寄るんだよねー。」とか、「ここんちはFitを最近NewFitに買い替えたんだよねー。」とか、案内まじりな迷子ぶりでした。
まずは、店長会議が西脇で開催された時に、お昼休みに社長に連れて行ってもらった、鰻が美味しい、“弥介”さんへ。鰻が大好物のセガレを誘ったら、ついて来ました。私も10年ぶりの2度目です。道に迷った時点でお店に連絡しておいたので、ランチタイムが終わっても待っていてくださいました。
ありがとうございました。
ごちそうさまでした。
そして本日のメーンエベント、吉川周而展at西脇市岡之山美術館へ。
確か、8年前、館長の來住しげ樹氏のアトリエに遊びに行き、その数ヶ月後、ライヴツアーのチラシを置いていただきに、館長を訪ねて美術館に行ったのが最後だったと思います。
「キミは偉いな・・・オレより・・・。」
そう呟いたのを憶えています。
「館内のスタッフにコンサルしてくれ。」
これは、冗談だと思います。
セガレは、常設の横尾忠則作品や、館の建築そのものの面白さに興味があったと思うのですが、時間がなかったので(迷子時間が長過ぎて)、吉川氏の個展に直行させてしまいました。

でも。
この面白さです。最高です。この部屋は初めて観ました。
吉川作品はいつも観に行くのですが、この部屋ほど作品が活き活きとしていた個展はなかったように思います。
私がそれを力説したら、作家本人も驚いていました。写真も様々なアングルから撮って、氏に見せると、「そっか、それは気づかなかったなぁ。そっかぁ、この作品はこっちからこう観ると、そうなるのかぁ。天井の形と作品とをちゃんと観たことなかったなぁ、そっか、天井がこうなってたかぁ。」って、クールに相づちを打ってくださいました。
ガキみたいなjuriでした。

ハッキリ言って、私は、個人的にですけれど、今回のDMにあったような屋外にあるよりも、館の中の、それも、こういう部屋にある、氏の作品の方が、断然好きです。
「そーか。」
氏は笑っておられました。
楽しかったです。


さて。
急いで帰らなければなりません。yukoとの約束があるのです。「欠席?どうして?姉さんが来るなら、ワンピ着ようと思っているのに。」の、一言で、SMUG新年会に「顔だけは絶対に出す」と決めたから。
私が居なきゃオシャレに手を抜く?んな事ぁさせらんねぇ(飛躍し過ぎ)。
でも、まさかの、リアル顔出しになっちまいました。だって、迷子時間が長くて。
ホントにおひらき寸前でした。
yukoのスタイリッシュな姿が観られて、本当に良かったです。
会場(キーラーゴ)には、林檎じゃないumeといちご氏も居ました。
u:「あけおめコラ」
j:「え?今年初だったっけ?」
u:「ブログいつも読ませてもらってますコラ」
j:「・・・あーこちらこそいつも拝見しておりますアケオメですコラ」
u:「息子はやっぱりjuriに似とるなコラ」
みたいな、ホンマ、アレな。
いちご氏には、念願だった、養育費についての相談をし、ざっくり、背中を押していただきました。
ありがとうございました。


へへ。
でも。
西脇を発つ前に・・・、行っておかないとならないところがもう一カ所。
ナイル書店。
そう。
セガレに間近でみせてやらないと。
ってか、何度か連れて来ていただいたのに、西脇だったなんて、今日、初めて知ったので。
や、近くだろうとは思っていたのですが。
折角なので、ナイル書店横のGSで、セルフの燃料、入れてみました。


おもマスター、ありがとうございました。


今年も、ご飯と、アートでした。


「神戸にとって特別な日ですね」って、去年は兄の元カノからメールが届きました。
丁度、IKEAに居た時です。
そんな彼女も、もうすぐ、母です。
みんな、再出発です。
神戸も。
すごいです地球人。