art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

遡り更新1日目

時短営業初日。

さて、帰ろうと鞄を持ってスマホを手に取ると。

「じじが亡くなりました」

との文字。

セガレから。



動転。



ひとりで意味のない無駄な右往左往。



しばらく心を落ち着けて、家とは反対方向の元家へ。



こんなに驚き動揺し動転した別れはなかった。横たわる姿を目の前にしても、眠っているようにしか思えず。

セガレととーとーに「まだ全然わかんないわ」なんてキョトンとして言ってたら、ちゃーちゃんが現れて、ちゃーちゃんの顔見た途端に声を上げて泣いてしまった。

一瞬。

こんな咄嗟なことがあるのかと思うくらいに制御の効かない決壊だった。




2016年。

「これからはじじの側に居る」と宣言をして、帰省をしても元家にトランクを置き拠点とし、申し訳程度に数時間帰るセガレだったが、そんな中でも私にとってはじじは不死身の存在だったのだろうな。

ママのご会葬お礼を持って行った時に、「よく来たな、会えて良かった、最後やからな。」なんて言った後に、「病院でみんな俺の話を聞きたいとキャーキャーゆーて待ってるからコイツ(ちゃーちゃん)のことは秘書やという事にしとるんや。」なんていつものビックなマウスで軽口言ってたので「はいはい。」なんて言いながら、それでもしんどそうやなぁとはわかっていたのに。



動転ぶりを心配して、とーとーが「運転気をつけろよ」なんて。

すみません。

なんか、色々。



何しろまだお昼過ぎに急逝した数時間後。

明日以降、そう、色々落ち着いたら、みんな、寂しさが来るんだろうな。

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