art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

アグリカルチャー

rubenjuri2008-09-23

 選車でゆく楽しみのひとつには、鳥達と出逢える事というのがある。
 あったま悪そうなかっちょよさ。
 その佇まい。
 同じ目線の高さで、同じスピードで、大きくはばたくロッカーよ。
 そのモノトーンは、杢のない美しいグレー。
 勉強はできないけど転がり続けるのさ。
 クールだぜ。超絶に。
 間違いじゃない、今、想っているコト。信じているコト。
 いつまでも相変わらずシュールなねぼすけだけど、風を感じて、生業っている事、誇ろうか。
 ときに、erase my life、でも、消せない。
 残しているから。
 依然、残し続けてしまっているから。
 ねぇ、鳥よ。
 はばたき続ける辛さも、シンメトリーで居さえすれば、転がっていられるか。
 パクパクとアグリーな己も、そう、在れるのか。
 こんな宇宙でも、
 花は、
 あの時と変わらないこの季節に、咲いている。
 こんなアスファルトで固まっていても、いつものストリートで、いつもの香草の香りがする。
 強いな。
 歪な己がますます正直に生きても、
 おかまいなしな、凄まじい命。


 カッケー。


 とかっつって、マツリの賄い、食べる。
 此処じゃ、
 ご馳走も、風。
 地元で産まれた、風。
 旨い。