画像はマカロン。アンリのまかろ〜ん。甘〜いマッカロ〜ン。旨いぜマカローン。
目の前のミッションに潰されそうになりながらも、今宵、ファイティング・ポーズを立て直す。
現場から出たタイミングで、ライターのK氏に拉致られる。
本当に久しぶりなシーメーである。
お互い、どんなに忙しくても、否、忙しければ忙しい程、情報交換・近況報告をし合う筈の我々だったが、それも出来ないこの頃でした。
いやもう、近況報告とか、無理だし・・・って、思っていて、今日は、何か、貰うばっかりで聞き役に徹するつもりで参戦。
トマオニの入り口で、「いもっ子食ってやる。」ってつぶやいたら、「早ぇよ!腹へってんだろ!デザートは後だろ!」と、K氏。
ガッツリ食ってやる。と、注文してすぐに、デザートのメニューを睨みつける。
「早ぇんだよ!」と、K氏。
「で?どうなの?彼女とは。」
「ええ。順調です。」
アレ?今日はそんなにノロケない。ノロケやがれ。早く。
奴は、私がハマりそうな雑貨屋を尼崎で見つけたから行こう、とか、その帰りにシーメーは何処ソコでとか、盛り上げるだけ盛り上げておいて、
「juriさん、例えばでいいです。一個だけでいいです。やらなきゃならない事を俺に教えてください。」
と、切り出した。
奴に説明するうち、上がってくる。自分が持ち上がってくる。今、俺様ん中じゃ、映画と音楽がひとつだ。
少しでもネガティヴな方面に行こうとすると、言う。
「正しいんですよ、juriさんがやる事が、正しいんでしょ?俺、○○のシーン、スゲーと思いましたよ。この人の頭ン中はどうなってんだって。」
「あのシーン、本、書きながら、俺様は天才だって、思いましたよ。全てです。ロケ中も、あのシーン撮ってる時が一番楽しかった。あのシーンはすごいです。すごいんです。」
そうだ。あのシーンだ。私がキャスティングした役者たちが、私の本で、私のメガホンで、高みに立ってくれたあの、シーン。私自身が回した、V。
Do it.
出来ない訳が無いぜ。
荒療治的なK氏だけれど、Takashi氏が言った「自分を信じる」という事と、同じなのだな。
仲間達との交信を断ってしまってはならない。
そんなつもりはなくても、疎くなってはならない。
ありがとう。
みんな、ありがとう。
ただただ必死で皆を敵に回してでもやり遂げた、『鉄腕夫婦』。
言いたいことを声高に言った、『28号棟』。
言いたいことだけを敢えて言わなかった、『アイアンK氏』。
reset後の脱力と不夢不無からおっ放り出された虚無感で撮った、『カフェ・アートピー』。
奇しくも、keep on rollin'と予告したではないか。
エンディング・テーマ、よろしくお願いします。
頑張ります。
ありがとうございます。
おっと氏にも、連絡しようと思います。