art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

しゅんぶん

「外来の壷ん中に挿しておいた桜がほころび始めたよ。」
職員さんが病棟で言って回ってくれました。
「でもね、つぼみのころから太陽にあたってないから、白いねん。」

白い桜も美しいよ。
入院患者さんたちも、みんな、色白だなぁ。
陽の光を浴びたいですねぇ。
若いナースのみなさんは、入れ替わり立ち代わりに来ては、
「ドライブ行きたい。」
「サーフィンやりたい。」
「春の陽気に仕事はイヤ。」
と、愚痴って出て行きます。
最年少患者ではあるけれど、適度にお姉さんなjuriめにしか、言えない愚痴でしょうなぁ。
かわいいかわいい。


忙しさに放ったらかしていた畑のお世話に久しぶりに来三したライターのK氏は、休憩に訪れたキーラーゴで私の入院を知り、来てくれました。
「「俺より食ってどーすんだよ」って俺に言わしめた女性は貴女だけなんですからね、早くよくなってくれないと。」
そんな話から、会うといつものことだが、美味しいものの話、新規開拓のご飯屋さんの話、今度ここに食いに行きましょうとかいう話で盛り上がりました。
話の展開で思わぬ素晴らしいミーティングになっていく相手のひとりでもある、ライターK氏。
彼ととんかつの食べ放題に行って、あの、『カプセルA』の名シーンも生まれました。
「あん時のがこんなホンになるのか。あんな映像になるのか。スゲー。」
彼も嬉しそうでした。


ライターK氏とうしゃしゃしゃうしゃうしゃ盛り上がっていたら、おっと氏登場。
『宗方姉妹』を観て、『ウルトラマン誕生』を読み進めていく病床で、おっと氏には相談したい事が溢れていました。
普通ならばふたりきりがいいのですが、この最高のメンツが3人揃ったのですから、談話室に移動して、本格的に次回作のミーティングを展開しました。


連日思うし言うのですが、
この休養は
与えられたのですね。


ありがとうございます。