今日は、私のツィギーとデートなのだ。
彼女より10分早く、待ち合わせ場所に到着。
目の悪い彼女なのに、何年振りなのかわからないくらい久しぶりなのに、私は携帯電話で遊んでいて俯いているのに、
「お待たせーっ」
って、遠くから手を振るコケティッシュな彼女。私を私だとわかってくれるのは、私のツィギーだけなのですね。
かーっちょいー☆☆☆
お互い忙しくて、メールでのラヴ・コールで繋げてきた糸。
嗚呼、仰け反る。
「juriちゃん今日のテーマは?」
「ツィギーの妹。」
「それがさー。私、もう、ツィギーじゃないのよぉ。駄目よー。」
ご謙遜でございますが、“私のツィギー”と命名したのは、私であるので、私がそう呼び続ける限り、彼女は“私のツィギー”なのです。
彼女に、彼女が編集長を務める“Tらいふ”の表紙のポストカード集をいただいた。
発刊15周年記念の品。
今日は、時間を割いてくれたって、そんな感じだったかも知れない。ひっきりなしに電話がかかってきた。もっともっとゆっくり時間を一緒に過ごしたかったのに、真っ赤な外車でとっとと去って行った。
「でもねjuriちゃん、私がどうして自分でこんな仕事してるかっていうとね、ふと、会いたい人に会えるからよ。」
よーし。
今度メールで誘われたら、遠方に連れてってって、言うぜ!