art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

私のツィギー

rubenjuri2006-09-26

 今日は、私のツィギーとデートなのだ。
 彼女より10分早く、待ち合わせ場所に到着。
 目の悪い彼女なのに、何年振りなのかわからないくらい久しぶりなのに、私は携帯電話で遊んでいて俯いているのに、
 「お待たせーっ」
 って、遠くから手を振るコケティッシュな彼女。私を私だとわかってくれるのは、私のツィギーだけなのですね。
 かーっちょいー☆☆☆
 お互い忙しくて、メールでのラヴ・コールで繋げてきた糸。
 嗚呼、仰け反る。
 「juriちゃん今日のテーマは?」
 「ツィギーの妹。」
 「それがさー。私、もう、ツィギーじゃないのよぉ。駄目よー。」
 ご謙遜でございますが、“私のツィギー”と命名したのは、私であるので、私がそう呼び続ける限り、彼女は“私のツィギー”なのです。


 彼女に、彼女が編集長を務める“Tらいふ”の表紙のポストカード集をいただいた。
 発刊15周年記念の品。
 今日は、時間を割いてくれたって、そんな感じだったかも知れない。ひっきりなしに電話がかかってきた。もっともっとゆっくり時間を一緒に過ごしたかったのに、真っ赤な外車でとっとと去って行った。
 「でもねjuriちゃん、私がどうして自分でこんな仕事してるかっていうとね、ふと、会いたい人に会えるからよ。」
 よーし。
 今度メールで誘われたら、遠方に連れてってって、言うぜ!