art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

除去後、初。

rubenjuri2006-02-08

 ホールがアスベスト除去完了まで使用できなくなってから、近隣の会場に振り分けて開催してきたクライアント様であるが、やっと除去完了。
 本日は村治佳織ギターリサイタル。ホールに向かう途中、パスタベールの前で部署が移動になって久しい、クライアントのT氏にバッタリ。ひょろりと長身な佇まいが更に際立っていると思ったら、現在の部署がなかなかに忙しいらしく、休みがナイらしい。この時間に帰れるのは奇跡との事。
 「太る暇、ないんですねー。」
 「そう。あ、村地佳織さん、うちの上司が見に行くって。」
 んー。だから早く帰れるのかな・・・と、いうのは憶測ですが。


 舞台袖でマイクテストをし、受け取ったばかりの台本に目を通している間、カーテンを一枚挟んだあちら側で、村地さんがずっとずっと、本当にずっと音出しをしていらっしゃる。
 「・・・ラッキー。」
 開演間もなく、舞監のNさんが抜き足ももどかしくこちらに来て、
 「juriさん、前から3列目、見て!」
 と耳元でささやくので、舞台袖から覗くと!!
 「近っ!!」
 誰あろう陶芸のT氏が、オペラグラスで凝視している。微動だにしない。何をやっとんねん。


 一部終了後、今回のみの事情で、お手洗いに外周から行かなくてはならなくて外に出たら、陶芸のT氏が蛍に。
 「だって、手ぇキレーし、どんな動きしてはるんかなー、思って。」
 まぁ、もちろん手元だとは、思っていましたけどね、先生。
 蛍族の中に、アダファミのリーダーが!!流石ギタリスト!
 「久しぶり!!ひとりで来たの?」
 「うん、ひとり。juriちゃんやったんかー。普段の声と全然違うから、全くわからへんかったわー。」
 嗚呼、思いがけず嬉しかった。アダファミさんのお陰で私はレッキンさんに出会う事が出来た、言わば恩人なのに、大変にご無沙汰をしておりまして・・・。5月にライヴをするかもしれないらしいので、その時は必ず伺おうと思うのであった。


 終演後、村地さんの美貌を思い続けながら、キーラーゴへ。いつも満員なのに、珍しい事に、貸し切り。
 成る程、やがて雪が降ってきました。
 カレーをワン・コインで味わってから、急いで帰りました。
 帰ったら、地元の方が寒かった。
 「何処やねん、此処!・・・何遍言わすねんこの台詞!!」 
 食後のコーヒーがまだだったので、最近ハマっているヘーゼルナッツコーヒーで暖まりました。