art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

It's my turn...

一昨日の件。

シュトーレンの話題に終始したリアルタイムじゃった。

あの日はちょいとびっくりしてのぉ。

 

全員が順番にマスターにひとりずつスピーチをしていこうということになり。

えーマジで?言うことなんかないけどー?とか思いながらちょっと離れたところにトンチンと座っておりました。

それでも順番は回って来る。

そしたら「珠里ちゃんは最後な」っつって幹事に後回しにされた。

うわー。何を言うたらいいん?

んー。せっかく姫様との3人会でさりげなく送り出す感じが叶ったのだが。

 

 

かくして「では最後に珠里ちゃんお願いします。」と。

 

 

「んー。まぁ、もう、何にも言うことはないんだけどねー。んー。まぁ、2004年に映画のロケ地としてキーラーゴを使わせていただいたのが最初で、まぁ、んー、それ以来、作家仲間で、もう故人なんだけど、造形作家の東山嘉事氏とよく飲み食いしに来て、そこから一人でねぇ、んー、今よりずっと本業が忙しくてね、大阪やらの司会の現場から帰ると、家まで帰る力も残ってなくて、チビのセガレにキーラーゴでご飯食べて帰るって連絡して、っていうか、“お腹減った”って電話するとセガレが“キーラーゴに寄りたいってことやろ?”って声変わり前の可愛い声で言われたものやねん。それで常連になったんだけど、ある時、マスターが“1回だけ手伝ってくれへんか?”って言うから、“即金なら1回だけ入ったるわ”ゆーて、そこから15年‥‥。」

一同大爆笑!

したってのに。

ふと、マスター見ると。

顔を手で覆って大号泣。

一同フリーズ。

みんなびっくりしたのや。

ってか、私がびっくりしたんすわ。

「ふたりで頑張ってきたんや。ずっと、15年間。5年前から珠里ちゃんが辞める辞めるゆーて、その度に“やっぱり助けて”ゆーて、また引き戻して。感謝しかない。」

 

 

そんな声高にはっきりと大勢の前で泣き叫ばれると。

 

 

こちらも涙出るでさすがに。

 

 

もらい泣きの女子たち。

あったかいね。

 

 

こちらこそ、お世話になりました。

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