特筆すべきは、私たち姉妹がそれぞれ同級生らに支えられていたということだ。
ママは昔から私に「珠里は友達が財産なのだから感謝して生きなさい」と言い続けていた。「お姉ちゃんといつも言っているよ。珠里は友達に恵まれている。人に恵まれているって。」とも言った。
ママが召されて2日が経つが、人伝いに次々に同級生が駆けつけてくれる。
ママは誇らしいだろう。
私は、誇らしい。
MAMIは大晦日の昼過ぎに「早く言いなさい!」と電話口で泣きながら叫び、以来、側にいてくれた。
メッコも毎日現れてくれる。
姉には3人の濃い親友が居て、今回の件だけではなく支えてもらっている。
それは妹の私としても大変に有難いことで、前回のライブには姉夫婦を招待したが、実は姉を支えてくれる3人に対してもライブに招待したい気持ちがいつもある程だ。
噛みしめる。
前にしか進めない亥さんが、遡り噛みしめる時間をくれる。
いつも
支えてくれるのは、私にとって、彼ら、彼女らだった。
きっと
これからもだろう。
ママが誇らしくしているはずだ。
MAMIが点ててくれた。
器が乗っているのは、目上の方に出す受けなのだそう。
お菓子はたちばなの椿。
赤だもの。