art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

友達・友達の親・親

rubenjuri2018-03-03

帰省でござる。
出雲富士、大山、微笑む。


松江駅に到着するとメッコが迎えに来てくれた。
懐かしい錦香堂に買い物に行ったらにっこりのお兄ちゃんがおられた。少し話して。


メッコのお母ちゃんにお線香をあげに行き、お父ちゃんと久しぶりにゆっくり話した。
「オマエ、文学はどうだ。」
「ブンガク?」
「オマエは芥川賞取った報告をおっちゃんにあるかと思って。」
「そんな質問されないとこっちからは言わんけど、質問されたけん報告するけど、映画では賞取ったよ。」
「おい!本当か!」
泣くほど喜ぶメッコのお父ちゃんにこちらももらい泣きするわ。
故郷とは尊い


メッコがママの施設に連れて行ってくれた。
ほぼ出雲に近いのに、車を出してくれた。
ママに刺激になるといいと思って、桃の花も入った花を買ってくれた。ママの消耗品なども買って来てくれた。
「ママの唐揚げが食べたいに。ママのアップルパイも。」
メッコが懐かしい話をママにハッキリと伝えている。
勉強になる。
私もこんな風に語りかけよう。



宍道湖は今回も迎えてくれるよなぁ。

ありがとうございます。



メッコんちに寄って、メッコは身支度。
ワンコの[次元]はとてもお利口さんだ。
メッコやみんなの前情報とは全く違う。
空気も読むし、私の心模様にも伺いを立ててくれているようで、頃合いを見て、自然に膝の上に来て寛ぎ、心を通わせた。
また、会いたい。


さて。
プチ同窓会である。
楽しかった。
会費が高いのに、みんな男子が払ってくださった。
尖ってた男子ばかりの集まりに私とメッコだけ呼んでいただいたのだけれど、再三再四此処で述べるが、尖っていた奴らに限って、男気はそのままに、愛に溢れた心の底からの優しさで包んでくださるのだ。



二次会ですごいキーワードを聞いた。
「あの頃は弱かったもんだから」
え?
ええ?
泣きそうになったわ。
「やめてよ、年取って涙もろいから、変なこと呟かないでよ。」
「や、でも、そういうことだわ。」



「珠里に音痴と言われたことがあって、俺も、それから色々な経験を積んで、音程ということよりも、人生経験からの歌を歌えるようになったで。」
「ハッ!」
フラッシュバック!
そうそう!ヒロは切ないマイナーコードも、歌詞に反したメジャーコードで歌う!
私がハッと思い出したので、ヒロは照れた顔をし、私たち2人はのたうち回って大爆笑した。声が出ないほどの悶絶だ。



楽しかった。
笑ったわー。
おもっせかった。



みんな、ありがとう!