今日はエルヴィスのとか、デヴィッド・ボウイのとか、皆様が口々にお祝いしていらっしゃるのを横目にしても、全然思い出さなんだのに、はた、と、今、思い出しました。
兄貴が生きてりゃ今日で53歳。
マジかー。ずっこいなぁ、若いままてのは。折角、歳の離れた妹だってのに、なんだよ。
さて。
てなわけで、画像はコミックカードの一枚。
初めて手に取った時に引いた最初の一枚が、コレでした。
兄貴と映画に来ています。チビチビの私は映画に夢中になっていて、ふと、兄を見上げると、誰か知らない男の人に変わっていてびっくりして怖くなりました。
すっかりそのまま固まってずっと凝視していると、
「ん？」
って、視線を感じて私を見下ろす兄が。
・・・おにいちゃん・・・。
兄が眼鏡をかけているところを初めて見ました。
安心しました。
兄貴でした。
おにいちゃんをこんな風にしたのも、
わたしをこんな風にしたのも、
一見、ママのように思えるし、直接的にそう言ってしまうと手っ取り早いのでそう言っちゃうのだけれど、
パパがしたんだよね。
おんなのしでかしちゃうことって、
相方の所為だったりする場合がほとんどなんじゃね？
でも、
パパもママもおにいちゃんもすき。
って、
卒論に書いた。
ファザコンブラコンそしてマザコン。
それらで細胞が寄せ集まってます。
おねえちゃん、きちんと生きていてありがとう。
