art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

静かなる発症

rubenjuri2008-09-10

 「最近、自主性を感じさせる男になってきてる。」
 

 パパや兄貴と同じく、セガレのart-P発症は、このようなつぶやきから始まる。
 j:「誰が。」
 セ:「私。」
 j:「感じてるのは誰。」
 セ:「・・・。」
 スルーか。


 TAGGERメッセンジャーバッグを買うのを選んで欲しいと呼び出され、モールで待ち合わせたら、この宣いようだ。
 お小遣いは相変わらずいただけないようで、半分出してやる。半分だけでも大変な出費でしたが。
 手伝ってもらえるとは思わなかったようで、礼を言われる。


 二作目『28号棟』の冒頭シーンは、私のパパと兄貴の実話である。
 兄:「おじさん。おじさんの事、父さんって呼んでも・・・いいかなぁ。」
 パ:「(帳面をつける手を止めず)駄目だ。おじさんはおじさんだ。」
 兄:「・・・。」
 これは、姉が少女の頃に2階ショールームを通りかかって目にした光景。
 ふたりは普段は一言も交わさない。
 そう。寸劇しか、しない。
 いつ始まるとも、終わるとも、なく、オチも、なく、成りきったまま、ハケる。



 セガレも、幼少の頃から、そうだった。
 セ:「(ブラインドを指で折りながら外を見、や、エアーで。)珠里くん。空いてるのかね、今夜。」
 j:「(咄嗟に気を感じ取らなければならない)ぶ、部長。あの、私。」
 セ:「空いていないのかね。ならば空けてくれ給えよ、いいだろ。(肩を抱く。や、届きませんが、超背伸びして。)」
 j:「いえ、あの・・・」
 って、おい。いつ終わったんだ。
 みたいな。
 こ、これは。って、何度も思ったものだ。



 セガレに呼び出し食らって、のこのこ出て行ったのは・・・
 編集が終わったからです!!!!!!
 ありがす!
 ありがす!
 超ありがす!





 Title:『カプセルA』
   キッピーモール3周年記念イベント にて出品
脚本・監督:三原珠里
出演:梅澤豊和・近藤明・坂出達典・小柴タカオー・八十川清子・三原珠里 他
音楽:TheRedKing
   オープニング・テーマ
    『KEEP ON ROLLIN'』TheRedKing
   エンディング・テーマ
    『脈 ver.2008』詞・曲/三原珠里
        編曲・演奏/二差Ryanc
        歌/三原珠里
同時上映:ビデオクリップ『現身 ver.2008』
        詞・曲/三原珠里
        編曲・演奏/二差Ryanc
        歌/三原珠里
     
日時:9月14日(日)15;00 ・ 16:20
場所:キッピーモール(JR・神鉄 三田駅前)6F

      お越し下さい。

http://otto.blog.so-net.ne.jp/
↑PVについてのおっと氏の記事もご覧ください。