art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

ハッキリと自覚す。

rubenjuri2010-02-20

昨日。
セガレが発見し、買い占めたのは、3本。

「あのさー、仮面サイダーって、巧い事ゆーてるとは思うけど、石ノ森系は、別にいーんだけど・・・。」
って、ゆーてみたら、
「裏、みてみなさい。ショッカーがどんな可愛いか。」
ぅわぁあ・・・も、萌えぇ・・・。
か、可愛い・・・。
「ショッカーだけ欲しいなぁ。」
「だろ?」


で、今日。

仕事帰りにgetしたのは、3本。
もえーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
怪獣レモネード・ウルトラコーラ仮面サイダー、各1で買うつもりで300円握ってたのに、自販機の前に立ったら、もう、怪獣萌えが抑え切れなくなり・・・。
このラインナップ。
全部違う子が出てきて、1本1本、手に取ると可愛くって、「ヤバイ笑ろてるヤバイもっすご笑ろてる顔が真顔に戻らへん」と、狼狽。
「笑ろてるでぇ。」と、自覚する前に即座にツッコむ人も今日は側には居ないし。



それにしても疲れている。
フラフラである。
だからこそマッサージの先生んところに寄ろうと思っていたのに、大量の食材を買っているうちに訳がわかんなくなり、夕方フラフラと帰宅。
辛うじて化粧だけは落として、倒れ込む。
セガレに起こされなければ、朝まで眠ってしまったかもしれない。
「時代劇みるよ、起きといで。」
田村正和主演の『樅の木は残った』を観ようと誘われた。
なかなか起き上がれず、始まってしばらくは音だけを聴いていた。セガレはお腹も減っていたに違いない。
儒教が入ってきて以来の美学なのか、本当に愚かしいことであった。
「やだやだ。愚の骨頂だわ。女のひとりたりとも守れないんじゃん。他にどんな事ができるっての?」
「クラスの女子みたいな事ゆーな。」
「自分の周りの、大切な誰かを守ってこそ、世界が守れるんじゃんか。周りの一個一個の問題を、足元をみて、解決して、それからだろ?」
こんなのだってどんなのだって、今の時代のだって、イヌジニじゃんか。
一匹狼の渡世人は、ご縁の人や縁ある何かを助けて助けられて流れ行く。それが出来て初めて世間をマクロで見てよいのじゃんか。
田村正和のキャラにはピッタリだろうけれど、あちこちの複数の女をどうやっていっぺんに守れるってんだ。
んで、その頃の女たちみたいに、殊勝に待ってるなんて、ウザイわ。
とか言いながら、泣いて観ているんですな。
耐えて包み隠してストレス抱えてナンボのもんやねん日本人。
「女はさあ、まだ、最低限、我が子を守ろうとするけどね、これは、美学でもなんでもなくて、命だからさ。男とは全然チゲーからさ。」
苦笑いかセガレよ。



週末にアパレルの仕事があると、終日、己と見つめ合う為、エネルギーを使い果たします。
作業に没頭し、モール内以外の全てとの交信を絶つ週末。
時折、同僚と言葉を交わし、束の間、癒されるも、ひとりの世界に入り作業し、ハネて、帰宅するが最後、このまま一生引きこもらんと決心しかねない状態に。
まぁ、そんなこと出来る身分じゃないけどねー。
とりあえず日曜日は引きこもろうかな。