マダムに誘われたので、朝一から1時半までのシフトに代えてもらい、アパレルの現場を1時半過ぎに出る。
従業員通用門と隣り合わせてある搬入口には、デラックスな白い国産車が斜めに停まっている。
ややっ。こ、これは!!
j:「せ、先生!!」
マ:「あっ!juriさん!聞いてちょうだい!この人たち、車をどけないと警察を呼ぶと言うのよー。」
見渡すと、“この人たち”的な人は誰もいない。
私が出て来て、散ったらしい。
なだめすかしてマダムを運転席に誘導。
もの凄くハズイけれど、私も助手席に乗り込む。
j:「出してっ、早く車を出してっ。」
何故か小声。
マ:「そんな事言ったって、道が混んでて合流できないじゃないのー。」
だから、入ってこなきゃいいんだよー。
本当に可愛い素敵な大好きマダムと、あーでもない、こーでもないと言いながら、第7回『パリ祭』会場へ。
今までの『パリ祭』の中で、一番良かったのじゃないかしらん?み〜ちゃん(クリスタルイブの歌姫改め)さん。
去年は、み〜ちゃんさん直々に、「離婚祝いじゃー!!」っつって、チケットもらった『パリ祭』。
今年は、いつものように、マダムからいただいちゃいました。
主催のみ〜ちゃんさん、忙しかろうに、「juriちゃん、身体が冷える格好で来ちゃ駄目よ、会場は寒いわよ。返信は要らないわよ。」と、メールをくださった。だが、ブルーの編みハイソックスである。
マダムが言う。「あなたなのね。お店で、この編みタイツみる度に、どんな人が履くのかしらん?って、思っていたけれど。」
私が答える。「や、私だけじゃないっす。需要がいっぱいあります。」
クリスタルイブの片割れ、ヨッコさんが歌い終わり、言いました。「ピアノとバイオリンでミッシェル・ポルナレフが歌えるなんて、幸せです!」
・・・あ。
そして、マダムと次の現場、キーラーゴへ。
『パリ祭』打ち上げ会場は、我が職場です。
暦上では3連休。
偏頭痛の予感も吐き気の予感もしていたが、治療院には行けず、騙し騙し労働。
マダムや『パリ祭』関係者の皆さんが居なくなるまでは、なんとか、笑顔で、そして、お開きになって、洗い物を全て済ませ、9時。
j:「帰っていーすか?」
お:「賄い持って帰りぃ。何か、食べへんか?」
j:「じゃぁ、プリン。」
4時間で上がらせていただきました。
おもマスター、ありがとうございました。
這うようにして、時間かけて、家に、たどり着きました。
帰りに出会ったヤモリ。しばし、休憩し、パチリ。