昨日の朝の出勤前に、マダムからの電話で、マダムのご主人の訃報を聞き、仕事の合間を縫って皆に連絡をとっていく作業の2daysでした。
私に任せてくれた。こんな事しか出来ない。マダムに若い頃沢山教えてもらった。私の天使。
栓をしていた恐怖が吹き出て、朝、目が腫れていました。
夜、連絡作業が一通り終わり、夕飯、要らなかった事にサプライズ。
ほんの少しのキャパしかないけれど、マダムに泥を吐かせてあげて、電話を〆た。
「貴女がどれだけ忙しいのか、知ってるつもりなのよ。でも、主人が逝ったら貴女にって、何故か、前々から思っていたの。」
マダム、声がちゃんと出ていない。
労いコールも数件いただきました。
「マダムが、juriさんは忙しいのに、って、言ってたよ。」
お悔やみに行った方は、そう労ってくださるのです。
きっと、己ん中の数匹のエイリアンが、体中を引っ掻き回した。
マダムの教え子のTの声も優しい。
「知らせてくれてありがとう。juri、風邪引いてへんか?仕事か?こっちにもこいよ。」
エイリアンが、自律神経をもシェイクする。
これから、マダムは大丈夫か。
だから、あのモミの木、切るの反対だったんだ。
あの、豪邸の屋根より高い、モミの木。
そんなバカな事までよぎる。
でも、昨日より随分、声にハリが戻っていた。
今日はきっと、よくおやすみになれるだろう。
マダム、おやすみなさい。
yasoちゃん、陶芸のT先生、手分けしてくださり、ありがとうございました。