O議員夫人:「アンタいーわねー、いっつも娘みたいにくっついてー。」
juri:「うん。」
マダム:「何ゆーてんのよ!この子がお母さんなのやないの!私が娘なのやないの!」
今日は手がかからなかったよ、娘(マダム)。
ホールのようなところは思うままに席を立てないので、ハーフサイズのペットボトルのお茶を渡すようにしているのですが、今日は時間がなくて用意できず、心配でしたが、彼女がしんどくなる場面はありませんでした。
嗚呼、大好き私の天使。貴女のような人になれる気が一切しない。なれる訳がない。素敵。可愛い。
ソプラノの白井先生のソロに涙する。ただ、「Ah〜Ah〜Ah〜」と、歌詞がないからこその彼女の表現。
大学時代、勝手に、「聖母マリアとマーヤー夫人(ぶにん)は同一人物に違いない」と、思い、それを私は未だに確信してやまない訳であるが、私は、今日も、それを強く思うのである。
今日という日。
ここに、こうして、居る。在る、自分。
2月17日。3月17日。5月17日。
涙がとまらない。
背格好が似ているという理由で、第九は3年間、白井先生の側でソプラノを歌った。
彼女は私が居ないと、「金髪の彼女は?」って、探してくれた。
それからのご縁で、金パじゃない今でも、声をかけてくださいます。
「先生、とってもキレイで素敵でした。ソロが凄かったです。」
「ソロが?なんで?感動するトコ?」
あっけらかんとしてるなぁ。
極めてるって、こういう事かなぁ。
今日、あそこのホール、照明、よかったんちゃう?
ええ。よかったですよ。