朝一、自治会定例会があるから起きていたのじゃ、ない。
一発かましてやろうと企んでいたからだ。
朝しかないからだ。
定例会からすぐに、出勤でラストまで労働だからだ。
「juriさん、起きてた?」
「起きてた。」
「うそだ。寝ていたから怒ってるんだろう。」
「うそじゃないよ。」
「juriさん、怒ってる?」
「怒ってない。」
「本当は怒ってる?」
「しつこい。本当に怒りそう。」
「ごめん。」
「一曲、歌います。聴いてください。」
「・・・。」
「以上。」
「ビックリした・・・。今、スゲ、ドキドキしてるんだけど・・・。」
「ラブソングあんまり知らんから、もう、無いと思いなさい。」
「あ〜。・・・juriさんって、そういうタイプなんだ。」
「そーゆータイプじゃねーよ。電話でラブソングなんて生まれて初めて歌ったよ。」
「あ〜。」
「じゃ。」
切れキャラ返上には、これが一番かと、思うね。
最後の砦、使った。