art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

トレモロ

rubenjuri2006-09-17

 ハワイアン・フラダンサーのlehuaねーさんに、今回の映画美術を担当してもらったのだけど、たまたまこの日はフラの現場が映画館の近所だったので、スクリーンで観ていただけた。
 来る事を知っていたので、魂胆があった。
 この日のライブの衣装、ある程度まで作ったので、仕上げてもらう目論み。
 ねーさんと一緒に作った映画美術を、チューブ・チュニックに縫い縫いチクチクしていくだけの事ですが、一人でやってたら、「あーでもないこーでもない」って、仕上がらねーんだよ!
 ねーさんにチョイと手を加えていただいて、リハも一度もやらぬまま、本番へ。
 美術場出品作家たちのライブ、『武庫川実験劇場』の始まりです。
 メタモルフォーゼの坂出氏の演目の後、私はその時限りの不夢不無を襲名。彼になりきって演じました。
 その流れで、腰に差していたスティックで、アイアンK氏作の鉄の鐘にトレモロを炸裂させてはけました。
 Aラキダが泣いちゃったので、びつくり。
 「なんでそんな事やんねんjuri。」
 泣かしちった。
 そんな事より、造形のY女史が、オハコである、プロジェクターの中に塗料を何色かたらして映写するというPf.を私の体に映し出していたのだが、当てられている立場からは全然わからなくて残念でした。無理だけど、観たかった。ピンクと青を動かしていたらしい。
 あーあ、観たかった。


 客席には、犬仮面がマジな顔で座っている。