art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

お初モン“麦茶”

rubenjuri2008-03-08

 怖いと思っていても、「大丈夫」と言われると平気だという気分に簡単になってしまう。
 そんな自分の事が怖かったりする。



 今朝の電話で、何を言ったのか。
 言ってはいけない事だったのではないか。
 「強い事が限りなく絶対に近いのだ」と、言っていたのに。
 秘めていなければならない事だったのじゃないかと思う。
 ・・・いつでもシラフだとは限らない・・・。


 おもマスター兄弟に、口々に「寝起きめ!」と笑われ、
 自分が危ういと実感。
 もう、シラフなのに。


 クローズ30分前。
 日頃はその存在を忘却の彼方へおっ放り出しているAラキダ登場。
 見計らったかのような、用事を抱えたような、アピリ具合。
 「どう?リベンジ新米パパ。」
 「んー。今年は平凡をコンセプトに過ごすわな。」
 「へぇ。いーじゃん。」
 用件は、なかなか言わない。
 「juriにとって・・・。」
 おっ、来たか。
 「美術場って、何や?」


 今年は、コイツと闘おうとしないでおこう。
 基本的には、感謝しているし。
 闘うまい。
 何か、言わなきゃ。
 「もう、ないんじゃん。」
 あ、いきなりこんなセリフか、俺。
 「や、アートでっせ商店街は、ないよ、多分。」
 「私にとっての美術場?」
 何?なんのリサーチ?
 出品作家たちに順番に訊いて回ってんのか?
 闘おうとしちゃ、ダメだ。


 おもマスターがウロウロし出す。
 そう、去年の美術場の初日前日、出品会場の事でリアルタイムにAラキダにイライラしていて、電話してやろうかとまで思いながらキーラーゴの扉を開けたら居て、凄い喧嘩になっちゃった事、きっと、マスターの、トラウマ。
 完全に、3人のミーティングになってしまった。
 実行委員サイドと、商店主サイド、そして、出品作家サイド。
 決めただろ、キャラは強化しつつ、アーマーは外すんだって。
 結局、出品作家サイドは、終止、静かにしてやり過ごした。
 こんなんじゃ、ダメだな。
 数百メートルだけ帰り道が同じなので、自転車を引っ張って違う話を展開してみた。
 嫁のHヅキの事、生まれたばかりのFノスケの事。
 「また一緒に何かやろう。」
 「Fノスケに読み聴かせ、しますわよ。」
 ってか、オマエも読み聴かせ、巧くなっとけ!


 美術場か・・・。
 不夢不無の居ない、美術場かぁ。
 Aラキダが道渡って、私は自転車にまたがった。
 その瞬間から、
 ワープ。
 早朝の電話。
 あんな事、洗いざらい、言っちゃった。


 でも。
 メールで、
 また、
 大丈夫に。


 なんて、簡単。


 先日、大っきいデカンタを割っちゃった。
 早く買わないと、麦茶をお風呂で、より美味しく堪能できないじゃん。