『第8回 宝塚現代美術展“手塚治虫がおっ展2 ”』というイベントが明日から始まり、オファーを頂戴しておりまして、今日が搬入だったのですが、私には一作目の映画出品をとの事だったので、DVDを前もって託けて、伺う必要がなく、編集作業をしておりました。
自身の搬入を終え、鉄作家K氏が寄ってくれたので、本当に久しぶりにゆっくり深い話をしました。
何かを察知して、駆けつけてくださったのでしょう。
終始、眉間に皺。
お互い、沈黙したり。
一事が万事で、生き方って、やっぱり、波長が共鳴する人々が手を組んでいくのだって事。
破綻する前に、なんとかしないとって事。
一事が万事で。
「Yちゃんの事なんだけど・・・。」
唐突だけど、彼女の事。
うちの一押し女優で、二千人のビンゴのアシスタントも引き受けてくれた、天使。
「Yちゃんの事なんだけど・・・。」
言葉に詰まった。泣きそう。必死でこらえるけれど、きっと、バレているだろうな。
「彼女を見ていると、頭が下がるんです。ご両親はどんな風に彼女を育てたのだろうって思うんです。世界一、いい子です。生き方って、こういうのだろうなって。勉強になるんです。機転が利くとか、そういう頭の良さみたいなのは、もう無理かもしれないけど。」
創人村の時代、そこらへんで買っていたと、いつも笑う鉄作家K氏。
「いつも褒められる部分で、私はいつもママに叱られています。例えば、今回の帰省でも、姿勢が悪いって注意受けて。こっち帰ってからも、何を考えているのかと電話でお説教されました。」
でも、ママや姉にとっての厄介者の私が、唯一、ママや姉に褒められるのは、人とのご縁です。いや、褒められているってのは語弊があり、「感謝しなさい!」と、諭されているのです。言われなくても、瞬間瞬間細胞に染み入っているんですが。
一事が万事で。
夜、自治会パトロールで、
「浴衣の子、あれ、誰?」
Yちゃんの事です。
「どういうご縁で?」
天使の事です。
救われます。
うちの一押し女優です。
「いい子でしょ?世界一いい子なんです。」
これ以上言うと、昼間みたいに涙腺にきますから、あまり語らない。
でも、彼女のいい子エピソードは存分に紹介させていただきました。
「あんな子みると、心が和んだわー。」
パトロールのリーダーが言いました。
生き方って、そういう事。
一事が万事で。
天使の欠伸と、天使の笑い声が、抱きしめたい程、愛おしい。
画像は、『アイアンK氏』のサントラ系ラインナップです。