art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

FCE

rubenjuri2006-08-03

 母子共に、朝からレクチュア。
 FIK氏に。
 息子は天体を、私はFinalCutExpressを。
 あ、ウソついてました、私の説明通りに、私の頭ん中のイメージを、FIK氏にFinalCutExpressでやってもらいました。
 しかーし、煮詰まると、大師匠おっと氏に電話でSOS。
 昼はそれぞれ持ち場で出雲蕎麦を食らう。ちなみに私はキッチンで立ち食い。も一つ美味しさは解んないけど、食べられるようになっただけ、大人んなったな。
 夕方から、撮り直しの為、おっとアトリエに設えたsetに移動。
 おっと書斎にてあらゆる相談に乗ってもらった後、ロケ。
 その後、juriではなく、juri演じるところの“女”をモデルに、『おっと装置』にて撮影。
 そして、映画set撤収&搬出。
 その後、ミーティング。
 

 自分が描く光と影に対する感覚が、少し変わっているという事に、3年目にして初めて気付いた。
 そして、本の通りにセリフを回して欲しいと、やっぱり、思った。これは、3年目までに徐に大きくなる思いだった。
 笠智衆の言葉を思い出す。
 「セリフは忠実に本に従います。」
 これがやっと解った。ニュアンスが伝わればいい、とか、役者のやりやすいように、とか、そんな事、考えていたけれど、違った。イントネーションが違っても、その言葉じゃなきゃ、私の表現じゃなくないか?って、事である。
 「食べなさい」ではなく、「おあがり」なのだ。


 徹夜です。
 


 画像は、久しぶりにアップしますムク。
 今日も今日とて、おっと氏と私の間に落ち着く。
 やがて、私の手の甲に両前足肉球と顎を乗せて寝る。
 骨抜きになったところで、ロケ開始の催促。