満月モード。
はっきりとお出ましで出迎えてくださった満月様は、昨今のあれこれにゆっくりと頷くようにおぼろのヴェールに見え隠れしながら見守ってくださいます。
なんだろうな。
ご自身のパワーのコントロールが、やっぱり深呼吸モノというか、筆舌に尽くし難いのでございます。
全て包み込んでくださいまして。
なんなら要らないものは持ってってポイしてくださる感じ。
直視を憚られて左に体ごと視線を向けると、赤く煌めいている星。
私が好きな赤は、この字でちゃんと表現できるのだろうか。
だって、緋でも朱でも紅でもないのに。
いつもそれを悩みます。
イエローベースはずっこいや。
でも随分、癒し慰めてくださいました。
その赤い煌きが。