art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

ことば・わたし・あなた・かぞく・みんな

rubenjuri2015-03-30

おかあさんがすこしうしろでほほえんでみまもるところで
みんなにむいて立たされ坊主ふたりがめそめそしながら
いっしょうけんめいに
おかあさんのことを
いいました
みんなにはとてもよくつたわって
よくわかりました
おかあさんはほほえんでいました
みまもっていました
いままでも
これからもです


お母さんにいただいたハンカチがもったいなくて使えなくてパソコンの横に置いて眺めていただけだったけど、まさか講話をきいて、お兄さんの挨拶をきいて、涙を拭くのに使うだなんて。
講話で号泣してしまうので、お坊様はこちらを見ながらお話されて、それでずっとずっと涙が目尻目頭あらゆるコースから流れます。
手作りのレース編みのコースター3つとお財布に入れるお守りとハンカチを手洗いしました。だいじです。


お部屋にお邪魔してしばらくしてからお母さんがお部屋に戻ってきて、ふたりで並んでお母さんのきれいなお姿にみとれました。
みなさんにふたりで作った曲の歌詞をふたりでお配りしたら、みなさんがたくさんの言葉をくださいました。
おねえさまがしんみりと「これは歌ってあげたことはあるの?」と。
とてもうれしかったです。



いままで感じたことのないあたたかさです。
いままで。



お母さん。
きょうは満開でしたわね。
お母さんを誰よりも尊敬いたします。



いつまでもふたりでならんでおかあさんにみとれていたかったです。
ほんとうは「わたくしはこれでしつれいします」といいたくなかったのです。
ずっといたかったです。
あたたかいので
とてもあたたかかったので
さりたくなかったのです。


おかあさん。