art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

思春

rubenjuri2011-03-19

夜中のメール・チェックが多い。
「心配になるからです」
片言の日本語は、韓国の学生Cちゃん。
juri姉ちゃんと呼んでくれる元留学生を久しぶりに思い出していたら、やっぱり、連絡をくれた。
日本の状況と関西の事、三田市の事、説明して、大丈夫だと報告。
愛おしい。


兄の元カノからの命日メールが当日に間に合わなかったのは、ご実家の仙台の安否関係の確認が、ようやく今、できたということだったのだろう。
ベッドに入ると、とても深い時間に受信。
翌朝、いつにも増して長い文面を、何度も、読み返す。
今でも、兄の教えを頭の隅に置くと言う。
教え。
教え?
ずいぶんと年上の彼氏を持つと、そうなるのだろうか。
文章の中に棲む私も兄も、詭弁を駆使する。
そうしていくだけなのだろうに。

確かに、愛。


審判。
目を閉じると、下される。
今年、私は、目を閉じる度、あらゆるところの誰かから、下される。



あなたは忘れるだろう。
大人の頃だから。
私の稚拙な愛は、私にだけ、刻まれるのだろう。
その手が好きだった。
その手で愛されるのが幸福だった。


育たない
私の
まるで駄目な
愛おしい想い。
誇り高き思想。