art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

ヒトツキ

rubenjuri2011-03-20

また、音楽を好きになれて本当によかった。
これが壁だったのだろうか。
二差結成からLIVE art-Pまでの練習の日々は素晴らしかった。
カウントダウンの1ヶ月を回想する時、それだけで充分とも思えるのだ。
もう、そんな日々は来ないのかもしれない。
とまれ、
また、音楽が在っても苦しくはない日々に戻り、心からよかったと安堵す。
音楽に添って生きているに等しかったと認識しよう。
これからだと決めるには、大人であろうか。
しかたがない。


兄と暮らした日々の調理器具を今も重宝に使っている元カノが、娘のBABYjuriにもそれで拵えた料理を与えているのかと思うと、感慨深いです。
兄が可愛がった猫たちと兄弟のように暮らすBABYjuriは、デチことデルスの登場をいちばん喜んでいると聞くと、不思議な気分です。
ご主人様に、ありがとうございます。
「久しぶりにjuriさんの声が聴きたかった」と、元カノが言ったそのニュアンスは、話したいという事ではなく、楽器に対しての“聴く”であり、至福の心地にしてくれました。



日々は
支えになると信じよう。
たった1度の二差のステージと、遡る練習の積み重ねは、間違いなく、居場所であった。
それだけで充分なのだ。


今日も私はチビチビ期インプットに翻弄されている。
今日も今日とて阿久悠歌謡に。
頭蓋では
締まりの悪い引き出しに
収納ベタにインプットされて
9歳の俺様が
きちんと閉めないまま、阿木燿子