art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

長靴の足首

rubenjuri2010-11-10

「話があるから近いうちに会いに行く」
多忙なみ〜ねえ様からの数日前のメッセージだったが、「風邪はいいの?」とただ一行だけメールを寄越し、「大丈夫」と返すと「時間がなかなか取れないからメールで言うわ」と用件。
嗚呼、会いたかった。
話がしたいの、用はないのだけれど、もっと知りたいことがある。
もっと自由でいたいけれど、石頭が赦さない。


なぜ展開がない曲があるのか。
そんな曲を歌うときにはどんな心情なのか。
もちろん人生そのものなんてそんな風だとはわかるのだけれど、或る枠にはめようとした時、表現者は筆者・作曲者との疎通と己との折り合いをどうつけていくのか。


おさむおにいさんのそれとは違う。
だから、知りたいのです。


ダイレクトにぶつけたいのじゃない。
時間を少しだけでもとって、テーブルを囲んで語らいながら、知っていきたいのです。


ねぇ、弟よ。
長靴の足首のあたりでカチョカバロが作られる。
飲んでしまったっていいくらいのエクストラヴァージンで味わうのよ。
瞬きを繰り返すうちに人生が終焉へと向かう。
それをどう伝えてったらいいのだろうか。
知りたいのだ。


文化とはアグリーなり。