art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

アヴェ・マリア

rubenjuri2009-12-17

メリークリスマス。
思うのですけれど、否、今更なのですけれど、セガレが眠ってしまうと、見計らって起こしてやらなきゃ、とか、そういうの、必要でしょうか。
一般的には、おっぱいの時間とか、決まっていて、はじめが肝心だとしたら、それでリズムをつけたりが初っ端?
とにかく、眠る時間が本当に大切で、困っていて、いつだって、おっぱいをくわえて2年半、過ごしてきた子だから。
試験中は、とにかく、昼寝をたっぷりしていて、私は、起こしてやらないとならないのでしょうか。
あの子が眠ると、「ああ、そう、そうなの?眠っているの?」って、安心してしまうので。
おっぱいが胸から溢れてきて、痛くて痛くて泣いて泣いて、それでも、眠っているあの子の睡眠を妨げたくなくて、動けなくて、踞っていました。
目覚めても、微睡んでいるうちは、視界に入らないように気をつけました。「かーしゃん」と、かすかに聞こえたら、泣きながら抱いて、飲んでもらいました。
試験勉強、しないとならないのだろうな。でも、起こせない母です。困るのは本人なのだろうに。
放ったらかしてきて、こちらが育てていただいて、チャンスも何度ももらって、「フフッ」って、笑われて、今日に至る。
勉強って、なんだか、わかんないし。
わかんない。



「juriちゃんの声が好きなの。何故って?なんていうのかな、いいのよ。わかる?」
わかるかわからないかでいうと、わからないけれど、コンダクター女史が言ってるってことで、信じる。
自信をつけさせてくれる、私の聖母たるひと。
大丈夫とか、思ったり。
「貴女は私の音楽人生で、不可欠になった人なのよ。」
折に触れて、誰が居ようと、そう言って、守ってくださった。
弟子入りしようとすると、拒否る。そのままでいいって。テクニックの世界なんて、juriちゃんには関係ないって。
「ふと、一言、かけただけで、ガラッと、良くなる。そんな素直な子は、他にしらないわ。自分を持ってるくせに、これだけ素直だなんて、他に、会ったこと、ないわ。」
自信を持っていいのか、持ったらならないのかで、その違いで、今日まで長く翻弄されてきたのかもしれないって、思った。
足踏みだって、自信がないからなのだって。
弁財天様にお参りした帰り、何故かバッタリ、それも尼崎の駅のホームで、女史に会った。
「なに?どうしてこんなところで?」
大きな目を丸くして、女史が驚いた。
「芸能の神様にお参りして来た帰り。」
って、私は、私のマーヤー夫人に言ったんだね。
全員、同一人物。
ぜーんいん。
彼女の歴史が、後ろ盾になって、保証してくれました。