art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

a day

rubenjuri2015-07-19

郷の音ホール周年祭にて風船を飛ばして以来。
曲がり角で鉢合わせる作家仲間たち。
ほぼ、ほぼ、毎日。


本日前半は。
10年を作家仲間たちと過ごし、
その後、10年を音楽仲間たちと過ごしたっていうふた昔を思い出し遡る作業を、Yマスターと時系列に整理していた。


後半は。
セガレのひとつ年下のAラキダの娘が帰国したという感慨に、かるとん邸に集った。
セガレが6年生になった時、教科書やら『小学5年生』やらをそのまま1年分、アメリカに送ったことがあった。Aラキダの親心からの申し入れだった。
2歳の彼女と別れ、荒れていた日々も必要だったと振り返るAラキダ。
こっちはたまったもんじゃなかったんだぜ?と、思いつつ、現代アートの道を選んだ彼女に初めて会って、涙が出るほど嬉しい俺も居た。
まして19年ぶりに会う父親の感慨は凄まじいものだろう。
自分の道に来た娘。
よかったじゃねーかAラキダ。
「自分のルーツはなんだろう。自分はどこの国の人間なんだろう。」
その部分で、彼女とjuriは同じ見解だとかるとんが言った。
彼女は若い。
そして祖国を訪れた。
この国の“侘び”“寂び”を遥かDNAに気付き始めたような印象。
Aラキダが相変わらず飲み過ぎる雰囲気だったので、旅の疲れで眠そうな彼女と共に後部座席に乗せ、とっとと送り届けた。
「俺たちは大人になったんだぜjuri。」
うるせーどこがだばーか。
と、遠い目で笑う俺だった。



帰宅後。
NAOさんからLINE着信。
「Yマスターが、今日はjuriちゃんとしっかり話しができてよかったわーってメッセージが来たよ。」
この街の文化に繋がる佳き日。



嘉事せんせ。



存在を感じる。



ありがとうございます。