art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

そろそろ涙腺

rubenjuri2007-04-16

 泣いてもいいような感じ。
 出雲の、八百万の神々が、そう言って緩めた。
 何をしなければならないか。
 辛かったね。
 同郷のシンガーソングライター竹内まりや氏が、アレンジャーとしての山下達郎氏に身も心も委ねたのも、実家の大社の八百万の神々に導かれてのことでしょうか。


 
 「追悼展のパーティにjuriさんが来ないって事だったし、不夢不無の遺影に記事をお供えしてきました。」
 そう言って、ライターのK氏は静止画を見せてくれた。
 KOBECCO4月号の私の頁が、彼の遺影に向けて開いてあった。
 編集長じきじきに、ジジーに献上してくださったのですね。
 ジジー、私を料理してよ。



 私は、いつも不夢不無に涙腺を緩められた。
 私は脱がされた鎧をあの時再び纏って、涙腺を固く締めたのだからね。


 例えば、
 酒が飲めて、
 カウンターに俯すことが出来る己だったら。


 天上の貴方を指したのじゃ、ない。
 決して、そんなつもりは、なかったのに。
 あの、ポージング。