「juriさん、仕事に関して、あんまり怒らないでしょ?」
新上司が言った。
「全然怒んないよ。」
「でも、そんなjuriさんをよく怒らせていますよね、私。」
「ある一点だけだよ。」
「最近、ようやくわかりました。メールとかも、いつもの優しい文面だけど、これはきっとjuriさん的に許せない筈だ、って、だんだんわかってきました。」
そ。
私は、お客様ありきでアパレル人生を歩んで来たものでね。だから、いつでもどんな時でも、クレーム処理の役回りさ。
先日なんて、行った事もない店の、会った事もない店長へのクレーム処理、しました。
全然やりますよ。
アレをやり忘れた、とか、コレをやり忘れた、とか、そんなのなんて、私がやればいいし。業務は全部、楽しいから。
「相談があるんです。」
アフタ−9、色々話をききました。仕事の事、プライベートの事。
「何故、juriさんにきいてほしいかというと・・・。」
リロセーゼンと理由まで述べる、誠実な姿勢。
安心しました。
後輩ちゃんたち、もう、大丈夫かもよ。
きっと、大丈夫だよ。
ところで私は、誰の胸で癒されたら良いの?
と、
“一人で生きていけそうな人ランキング1位”の、
実は末っ子で甘えたいんですけど状態の己は、
あなたの膝掛けを毎日掛けています。
温かいです。
ズッキュン打ち抜かれっすわ。