art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

映画と逆の立場で

2006年に発表した『アイアンK氏』のポスター。

実に懐かしい。

右端に燻し銀の存在。

出演後、PVにも出てくださったり。

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しかし御大とはプライベートでのお付き合いの方がはるかに楽しかった。

当時忙しく、移動途中で御大の居られる【ほんまち交流館 縁】に寄り道すると、お昼寝をさせてくださった。

夏は畳の上に眠ると、いつのまにか扇風機をあててくださっていたり。

春先は店頭カウンターのショーケースの中に丸く寝かせてくださり。

娘のなおみさんが「何これ」と笑うと「陳列商品」と平然と仰った。

何度か私が寄るのを予感したとのことで、なおみさんが「あ。ほんとだ。ほんとに珠里ちゃんきたよお父さん。」と。

「えっ。来るのわかったの?」

「うん。お父さんがさっきから、珠里ちゃん来るって普通に言ってたから。」

 

 

不動の存在で縁に居続けてくださっていたのに、それだけに、いつでも会えると、近年は寄らずに居た。

ただ、なおみさんやご主人と会うと開口一番「お元気ですか?」と尋ね「元気元気」といつも。

つい2日ほど前までいつも通りお元気だったとか。

 

 

 

パパと同い年ということもあり、面と向かっては「パパ」と呼んでいた。

パパには可愛がっていただいたという実感がスゴイ。

この土地で。

この、大切な表現の拠点、本町通りで。

 

 

パパありがとうこざいました。