art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

それはそれは光線

rubenjuri2008-12-27

やっと。
やっとです。やっと、ペンギン確認してきました。
アイツら、エサの魚を死守しようとしていました。
すきだよ、魚の横たわった姿、そりゃ、だいすきだよ、でも、取りゃしねーよ、ばか。
ご飯もサラダもケーキも珈琲も美味しかったです。
珈琲もマジだよ、美味しかったよ、マジで。
帰りにはおまんじゅう屋さんに。ガッポリ買い込んだだ。今度いつ行けるかわからないし。
ペンギン確認もおまんじゅうも。
楽しかった。


帰って、ウルトラセブン観て、キーラーゴに出勤。
今日は、年末恒例、ペスの歌姫&おもマスターのお誕生日会。
ま、マスターは相変わらず忙しいんだけどね。
juriめもふたりにプレゼントを渡しました。
姫には似合いそうなステージ衣装を。



今日のペスカトーレのライヴには、コンダクター女史の家族と、以前組んでいたバンドのギタリストの家族が来たので、『おいしい水』と『THE JOKER』をリクエストしておきました。この二曲、聴いて帰ってもらわんことには。
ギター氏は、二差の練習を観に来てくれた事があったので、1ステ後にパイン兄さんと何やら話していました。今度なんかやるんだったら、私がリーダーで、私がひっぱってくから。
ペスのbassのムラさんには、charやろうって。彼はルックス的にアリだとずっと思っておりましたので、大喜びです。やっぱ、カッケくないとね。
まぁ、そんな風に、あちこちから色々おはなしはありますが、juriめは実際ヘロヘロです。目の前の事しか見えないたちですが、皆さん、ヨロです。
そういや、駅前消防エロ軍のK田氏にも、出勤前に呼び止められて「うちのヴォーカル、頼むでー。」って、叫ばれたわね。
「あ、はーい。」っつって、もっっっっすご安請け合い。急いでたし。ま、今度いっかい、練習観に行くわ。



絶対、ほめられて伸びるタイプ。
ん?伸びはしないのかな。
同時通訳(スマスマとかにも出る)でもあるペスの歌姫に、今年の映画の脚本翻訳と声の出演をお願いしたのでありますが、いつもは、ドSな姫と、ドMなjuriという関係性を醸し出しておるのに、今宵は、姫、人前で、それも、姫の師匠のA子サマに、私をもっすごプレゼンしてくれたのであります。まぁ、Sッ気は垣間見えましたけどね。A子サマもキーラーゴではしばしば大御所なステージを展開してくださいますが、大人すぎて彼女の歌はムズイ。私が聴くには、まだ早い感、アリアリ。
「この子ったらさー、映画を全部ひとりでやって、音楽から脚本から監督から撮影から主演から何から何までさー。でもさー、わっけわからん脚本を翻訳させられたのよー。何のこっちゃーって。この子さー、哲学科出身だからか、頭ん中、わけわからんのよー。」
えっ!私、哲学科出身だったのか?そうか。忘れとった。ってか、なんでそんな事まで覚えているのだ、姫。
「覚えてるわよー誰だと思ってんのよーばかねー。」
ツートップがカウンターに並んで、目の前で洗いもんしているバイトによってたかって、
「そうなの?そうだったの?アナタ、そんなことやる子だったの?」
「そうなのよー。この子、歌うといいのよー。わけわからん映画の最後のプロモで歌ってるのも、一番好きよー。」
「そうなのー?やり続けるのよー。」
はいっはいっ、って、返事を体育会系な感じにくり返すのであった。
そうか。
哲学の勉強、4年間もやってたのか。思い出した。暇だったんだろうな、頭ん中が。ばかだな。それを姫が覚えていたって事に、涙でるほど感動したな。
あの無駄な4年間、必要だったな。その前の18年間の予備的な人生を納得させる為には、途中経過の立ち止まりだったのかもしれないな。
4年間も立ち止まったか。若かったら、それもいいのかな。
おっとさんが、前に言ってた。「何もしない、っていう、素晴らしい選択もある。」
でも。
私は、もうこんなにウダウダ怠けて生きてきて、そろそろ、腰上げようって、多分、15年くらい前に思い始めて、この街に来て、不夢不無に「何かやれ」って言われて、しらばっくれて、でも頭ん中グルグル考えて、腰、上がりかけて、やっと、5年です。
「なんかやる」「なにもしない」
これ、ふたつ、頭に置いて、目の前のこと、やっていこうと、思います。
これはこれで・・・それはそれは。