art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

本当の切ないコト

rubenjuri2008-12-25

まず食ったのはトッピングのメロン、juriです、こんばんは。



別居していた7年前?8年前?セガレの参観日を、もちろん知らなかった。
これは、元ダンからきいた話。
小学校低学年だった当時のセガレ。参観日の授業は、「宝物の発表」でした。ひとりひとりが前に出て、宝物の現物を見せて、説明・発表するというもの。
小学校入学の頃には既にテンションの低い子供だったセガレが、一体、何を発表するのか、否、それ以前に、発表など出来るのか、元ダンにもわからなかったといいます。
セガレの番になり、セガレは手ぶらで前に立ちました。
「僕の宝物は、サンタさんからの手紙です。毎年、プレゼントに添えられています。僕は全部、まとめています。今日は、持ってきましたが、見せることはどうしてもできません。ごめんなさい。本当に宝物なのです。今、あるのですが、ごめんなさい。」
とても短い発表でしたが、伝わったということです。




「クリスマスの思い出は?」
昨夜、そう訊かれました。これを答えたかったけれど、これは、クリスマスの時期のことじゃないし、私のことでもない。だから、違うこと、言いました。ウソじゃないし。
でも、これも、言いたかった。