Ryancとしてだからこそ故郷で演りたいという発想に至ったというのは記述ですが。
会場であるビルのエントランスのインフォメーション掲示板には、「Vocal三原珠里 凱旋」の文字。
迎え入れてくださる側からこんなニュアンスで言われると照れくさいです。
でも光栄です。
はい、このメンバーでなら、「凱旋」と言いたいです。
開場してみなさんから芳名を頂戴して、後で芳名帳を拝見して驚き、故郷の人々は皆、人格者であると確信できました。
行もはみ出ず、名前と、住所を、ひとり残らず、お記しくださっていました。
涙が出ます。
そして。
これも後で知ったのですが、歌詞集をみなさんお持ち帰りいただき、しっかりと読み込んでいただき、想いを理解しようと心から思ってくださっていることに感動しました。
もちろん、地域が違っても、Ryancをリピートしてくださるファンの皆さんは同様だとひしひしと感じておりますことを前置きしつつ。
「辞書を片手に」とか、そうまでして私のエモーショナルな歌詞を感じ取ろうとしてくださっている背景には、ちびちびの頃の私を知っているからこその、遡り反芻のお骨折りであるということを、本当に有難いことと感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。