art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

MIDのADA

rubenjuri2008-05-16

 喧嘩というのは、憧れます。
 いつも、恋バナの時、
 「そっか、喧嘩か、いいね。」
 と、言ってしまっては、不思議がられます。
 でも、ほんとに、羨ましいのです。
 あんまり、何にも、言えないので、全然ダメです。
 言わないと、と、思い、言うと、すなはち、終わります。
 言葉も、声も、雰囲気も、キツイからです。
 MIDって、そういう部分でしょうか。
 いつもこの声が、イヤでイヤで、家族にもいつも言われていて、
 生まれて初めて、自分の声をほめてもらえて、とっても、とっても、不思議で、それ以上に嬉しくて、嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいで、出会えた事が素晴らしくて、その人の過去に出会った全ての人に感謝して、過去の恋人達に感謝して、家族に感謝して、だからこそ、覚束ない自分が、自分の声が、愛おしくも憎い。
 声?
 声のせいじゃない。
 自分。
 自分が、基本、邪魔なだけ。
 そういう存在。
 基本。