禊は済んだ筈。
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大丈夫、小林に着いた頃には、やんでいるから。
昔、西谷の仕事で出逢った旧友のRちゃんに、地元の駅でばったり。
彼女がいなければアダファミのリーダーがライヴに来てはくれなかっただろうし、それがなければレッキンには出逢えなかった。
「何処行くの?」
「小林のスタジオ。」
「スタジオが小林にあるの?」
何言ってんのRちゃん。貴女のお陰で今日があるんじゃん。知らないだろうけど。
「ゆっくり、又。話せば長いし、急いでるから。」
夕立上がりのJR宝塚駅隣接のコンビニで、ジャン・レオン氏とばったり。
「え?ビール持って何処行くん?」
「差し入れですよ。」
「飲みながら歩くんか思った。」
「そんな事、出来たら最高なんですけどね。」
この同じパッケージのジュースないのか?
「あ、そっか。飲めないか。」
そ。
禊どころじゃない。