「もしもし!」
お、起きてますよってなバレバレな寝起き声で携帯をとると、カリスマ。
明日のミーティングの時間を決める電話でした。
切って、むっくり起き上がり、時間を見ると、!1時!!
「1時過ぎね。」
マダムとの約束!!
息子を部活に送り出す玄関で、
「何時に帰る?」
「午前中。」
「寝てたら起こして。」
と、やりとりしたじゃん!!
部屋から出ると・・・まだ帰ってねー!!
yasoに差し上げようと用意していたワンピを咄嗟に着て、出て行こうとしたら、息子が帰宅。
「ご、ご飯すか?ご、ご飯、ちょ、自分で。行ってきまーす!鍵お願いしまーす!」
半より前を、“1時過ぎ”と、見なして、先生。
「いらっしゃいませ。」
yasoに差し上げる筈のワンピ姿で、受付でyasoを迎える。
「juri、おつかれさま。」
「恐れ入ります、チケットにお名前と、お差し支えなければご住所もお書きください。これ、要る?」
「ダメダメー。スカートは履けないよー。」
「似合うと思うんだけど。わかった、他ので見繕っとく。これは自分で着るわ。もう着てるけど。どうぞ、ごゆっくり。」
「うん!お願いね。」
昔々、私はここでyasoに出逢った。
私のMCデビューは、ここだった。
時代が変わって、とっても素敵な設えになったのを見て、
「こんな素晴らしいところでデビューだったら、あの頃の私は緊張でつぶれただろうな。」
と、思う。
さて今日は、テディ池谷さんと、マダムのお嬢さんの『サマーコンサート』。
テディさんは、ソロももちろん素敵だけど、“東京キュウバンボーイズ”など、バンドで演ってたのが長かったからだろうか、誰かとセッションする時の心の通わせ方が癒されるというか、伝わってきて、大きい人だなー、って、思う。
しっかし・・・。このコンビ・・・。又かよ。『フランシーヌの場合』を歌うって、マダムのお嬢さんがMCを挟む。
「ヤッベ!アカンアカン、泣いてしまう、ゴメン、急いでてハンカチないねん、貸して!貸して!」
横の席のyasoに耳打ち。
「そうなん?」
「そうやねん。前も、貴女の上司にその曲の最中ずっと肩抱いてもーてたんやんかー。」
慌ててハンカチをまさぐって私に差し出してくれるyaso。
受け取った途端に、ボッロボロボロボロボロ〜・・・。
「・・・スンマソン。洗ってお返し致します。」
「す、すごいなぁ。」
「ホンマ、スンマソン。」
びっちょびちょのハンカチ出来上がり。
あの曲は反則やって、ゆーたつもりやぞ、お嬢さん。
作曲者が伴奏してるから、余計だろうな。
終わって、yasoの新居でまったり。
有り合わせで作る夕食の目分量レシピを伝授したり、アイスをよばれまくったり、暗くなるまでスローな時を過ごしました。
お邪魔しました。
それにしても、賛助出演されたfl.のE氏は、表情もなくMCも一切ないという、イチコロのステージ展開なのですな。
こう言っちゃなんですが、初めて素敵だと思った。
ビュフェも、美味しかった。MCじゃ、ここの料理は食べられないものね。
幸せ。
画像:兄貴の連れ合いにもらったおみやげ第三弾、メモ・ホルダー。