art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

実感

rubenjuri2016-08-06

セガレと平和公園に行けたことは大きな意味を生した。
お互い、チビチビの頃に学校行事で1度行って、大人になり、ふたりで記念館や敷地内全域を隈なく巡る日が来るなど予想もしなかった。
オバマ大統領が歩いているのを、あそこから見た。」
指差す方を見ると、セガレが配属されて勤務している支社が高く在った。
「みんな仕事の手を止めて見た。」
オバマ大統領が歩いたであろうところを歩きながら、その20日後に、私たち母子がセガレの会社を見上げている。
旅行をしない私は、きっと、セガレが住むことにならなければ、此処に来ることなどなかっただろう。
導いていただいたと感謝します。
ありがとうございます。


画像の場所に立つと、まさかと思うくらいに込み上げる。
画像に残したところでその気持ちには戻れないが、明らかにチビチビの頃のそれとは違うので、一応、残す。


記念館の中では、セガレを時折、見た。
今、展示物を見ながら何を思うのだろう、と。
放ったらかしで育ったひとりっ子なので、もちろん会話なんか、敷地内ではしないから。
ただ、巡っている。


敷地を出ても何も話さないけど、本当にふたりで来ることができて良かったと実感している。
セガレが選挙権を得、連れて行くのではなく、連れて行ってもらうという形で来ることができて。



そして既述ではあるが、やっぱり、敷地内で【島根の夫婦松】を見つけられたのも意味深かった。



大きな意味を生した。