art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

拘/original 拘/rock 拘/band

rubenjuri2016-05-20

とても愛おしい。
誰が居なくても成り立たなかったRyanc。
「オリジナルに拘る」と一貫して言い放ち続ける男が率いるバンド。


俺もまた
作り続ける人生を生まれてからずっと今まで。
作ることに拘り
創人たちの坩堝に導かれ
屋台骨の逝去とともにその坩堝から一旦は解き放たれ
幼い頃に身を置いていた音階の世界へ。
そして
メンバーとの出会いを果たし
また
創人たちの元へ帰還した。
音階の世界のメンバーを引き連れて。



人は区切る
区切りをつけ得る生態なのだ
それは
展開という必然に過ぎない。
全ては流れの一環であるが区切る必要もあるということだ。



作家仲間と呼べる創人たちはたくさんいた。
今も居る。



しかしバンドメンバーというのは全く違う。
家族のような大切さだ。


セガレの次と言っても過言ではない。
間違い無く。



研究者は解く。
時系列を検証し。
例えば
フランツ・カフカは友人に作品の焼却を頼んで裏切られた。
そんな繰り返しが
創人には展開されるのだろう。



俺様は
カフカの友人を賛美する者である。
そして裏腹に
カフカの気持ちに添う者でもある。
できる限り
友人に頼まずに自分で処分をしていきながら
エモーショナル極まりないアウトプットを止められないでいるのだ。



大学時代の夢が
『pillow talk』になるだなんて30年も思ってはいなかった。
その一つだけに於いても
縁が人を生かしていることを証明できる。



あのおぞましい中1の春が
35年を経て『Jm』になるだなんて。



出会わせてくれた皆さんや
生きてきた自分と
出会うまで生きてきてくれたメンバーに
感謝の気持ちでいっぱいなのだ。



ありがとう。



ありがとうございます。



Ryancを応援してくださる皆様にも
ありがとうございます。