art-P capsule

フリーMC。2004年から映画とロックを作っています。ジャンルレスボーカルや表現を生業としている日々を記しています。2004年12月より毎日更新。

そしてクリスタルキング

rubenjuri2015-07-31

何度も記したかと思うが。
緑魔子とか阿湖とかを思い出してはノスタルジックに。
特に阿湖の知性を敢えて欠いたかのような演技にちびちび期から釘付けであった。


『風神の門』を今宵は身漁った。
登場人物すべてが好きなドラマは、そう、ない。
これは数少ない作品だ。
磯部勉の白塗りが当時から本当に好きだった。
樋口可南子については、私はデビューから今までの彼女の中で、唯一、青子姫役が当たり役だと思っている。ずっとずっと、こんな役だけをもう一度、今一度と待ち続けていたが。
小野みゆきは長年、憧れた。
みんな好きだ。
このドラマのキャスティングが最高なのだ。


今宵は7時から満月である。
月に2度目の満月である。
カッサ様と皿と己で存分に十二分に満月浴させていただいて。



レコード化されなかった主題歌『時間差』を繰り返し繰り返し聴き。
このオープニングシーンの撮り方を、ちびちびなりに、素晴らしいと凝視した。
三浦浩一の転ぶ演技と転ぶ直前の表情。
此処へ照準を合わせての1テイク撮り。
何度も観る。
何度も聴く。



今はYouTubeなるものがあり、レコード化されなかったアーティストたちが報われる。
しかしレコード化が叶っていたとしたら、きっと、エンディングには風の音が入っていたことだろう。


なんと素晴らしい楽曲か!!



なんと素晴らしい月夜なのか!!



外気を取り入れるだけで照射が叶うであろう。



それにしても幸せなことでございます。



ありがとうございます。